政府は、毎年、12月3日~9日を「障害者週間」と定め、障害のある人の自立と社会参加の支援等に関する活動をはじめ、さまざまな取り組み・行事を実施しています。毎年この期間中、 内閣府において、障害および障害のある方に関する理解を促進するため、障害者週間の趣旨にふさわしいセミナーを、各団体と連携し開催しています。令和4年度は、チック・トゥレット症関係の全国活動団体である、「NPO法人日本トゥレット協会」様が、オンライン配信によるセミナーを開催いたしました(2022年12月28日(水)17時で終了しました)。
■『チック・トゥレット症を知っていますか?~正しい理解と支援のために~
《トゥレット症は、運動チックと音声チックの両方がある慢性チック症で、発達障害に含まれる。チックは脳神経系の不調を基盤に生じるが、不安や疲労などで悪化する。思春期にピークを迎えて成人期に軽快することが多いが、時に強い症状が続く。学校や職場で理解が得られずに活動への参加が困難なことがあり、社会啓発が強く求められている。》